チーム内の公開されている共有リンクについて有効期限を更新します (非可逆な操作です)
注:リリース87以降、このコマンドは、アップデートする共有リンクを選択するためのファイルを受け取ります. チーム内のすべての共有リンクの有効期限を更新したい場合は、dropbox team sharedlink list
の組み合わせをご検討ください。例えば、jqというコマンドに慣れていれば、以下のように同等の操作を行うことができます(すべての公開リンクに対して28日以内に強制失効させる).
tbx team sharedlink list -output json -visibility public | jq '.sharedlink.url' | tbx team sharedlink update expiry -file - -at +720h
リリース92以降、このコマンドは引数 -days
を受け取りません. 相対的な日時を設定したい場合は、+720h
(720時間=30日)のように-at +HOURh
を使用してください.
コマンド dropbox team sharedlink update
は共有リンクに値を設定するためのコマンドです。コマンド dropbox team sharedlink cap
は共有リンクに上限値を設定するためのコマンドです。例えば、dropbox team sharedlink update expiry
で有効期限を2021-05-06に設定した場合。このコマンドは、既存のリンクが2021-05-04のように短い有効期限を持っている場合でも、有効期限を2021-05-06に更新します.
watermint toolbox
は認証情報をファイルシステム上に保存します. それは次のパスです:
OS | パス |
---|---|
Windows | %HOMEPATH%\.toolbox\secrets (e.g. C:\Users\bob.toolbox\secrets) |
macOS | $HOME/.toolbox/secrets (e.g. /Users/bob/.toolbox/secrets) |
Linux | $HOME/.toolbox/secrets (e.g. /home/bob/.toolbox/secrets) |
これらの認証情報ファイルはDropboxサポートを含め誰にも共有しないでください. 不必要になった場合にはこれらのファイルを削除しても問題ありません. 認証情報の削除を確実にしたい場合には、アプリケーションアクセス設定または管理コンソールからアプリケーションへの許可を取り消してください.
方法は次のヘルプセンター記事をご参照ください:
説明 |
---|
Dropbox for teams:チームメンバーの確認 |
Dropbox for teams:Dropboxの共有設定と共同作業者の表示と管理 |
Dropbox for teams:チームやメンバーのフォルダ構造を表示 |
Dropbox for teams:名前、ユーザー数、チーム設定など、チームの基本情報を表示します。 |
最初の実行では、tbx
はあなたのDropboxアカウントへの認可を要求します.
リンクをブラウザにペーストしてください. その後、認可を行います. 認可されると、Dropboxは認証コードを表示します. tbx
にこの認証コードをペーストしてください.
watermint toolbox xx.x.xxx
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© 2016-2025 Takayuki Okazaki
オープンソースライセンスのもと配布されています. 詳細は`license`コマンドでご覧ください.
1. 次のURLを開き認証ダイアログを開いてください:
https://www.dropbox.com/oauth2/authorize?client_id=xxxxxxxxxxxxxxx&response_type=code&state=xxxxxxxx
2. 'Allow'をクリックします (先にログインしておく必要があります):
3. 認証コードをコピーします:
認証コードを入力してください
最新リリースからコンパイル済みのバイナリをダウンロードしてください. Windowsをお使いの方は、tbx-xx.x.xxx-win.zip
のようなzipファイルをダウンロードしてください. その後、アーカイブを解凍し、デスクトップ フォルダに tbx.exe
を配置します.
watermint toolboxは、システムで許可されていれば、システム内のどのパスからでも実行できます. しかし、説明書のサンプルでは、デスクトップ フォルダを使用しています. デスクトップ フォルダ以外にバイナリを配置した場合は、パスを読み替えてください.
このドキュメントは”デスクトップ”フォルダを例として使用します.
Windows:
cd $HOME\Desktop
.\tbx.exe dropbox team sharedlink update expiry -file /PATH/TO/DATA_FILE.csv -at +720h
macOS, Linux:
$HOME/Desktop/tbx dropbox team sharedlink update expiry -file /PATH/TO/DATA_FILE.csv -at +720h
macOS Catalina 10.15以上の場合: macOSは開発者情報を検証します. 現在、tbx
はそれに対応していません. 実行時の最初に表示されるダイアログではキャンセルします. 続いて、”システム環境設定”のセキュリティーとプライバシーから一般タブを選択します.
次のようなメッセージが表示されています:
“tbx”は開発元を確認できないため、使用がブロックされました。
“このまま開く”というボタンがあります. リスクを確認の上、開いてください. 2回目の実行ではダイアログに”開く”ボタンがありますので、これを選択します
DIRECT
を指定してください対象となる共有リンク
列 | 説明 | 例 |
---|---|---|
url | 共有リンクのURL | https://www.dropbox.com/scl/fo/fir9vjelf |
最初の行はヘッダ行です. プログラムは、ヘッダのないファイルを受け入れます.
url
https://www.dropbox.com/scl/fo/fir9vjelf
作成されたレポートファイルのパスはコマンド実行時の最後に表示されます. もしコマンドライン出力を失ってしまった場合には次のパスを確認してください. [job-id]は実行の日時となります. このなかの最新のjob-idを各委任してください.
OS | パスのパターン | 例 |
---|---|---|
Windows | %HOMEPATH%\.toolbox\jobs\[job-id]\reports |
C:\Users\bob.toolbox\jobs\20190909-115959.597\reports |
macOS | $HOME/.toolbox/jobs/[job-id]/reports |
/Users/bob/.toolbox/jobs/20190909-115959.597/reports |
Linux | $HOME/.toolbox/jobs/[job-id]/reports |
/home/bob/.toolbox/jobs/20190909-115959.597/reports |
このレポートは処理結果を出力します.
このコマンドはレポートを3種類の書式で出力します. operation_log.csv
, operation_log.json
, ならびに operation_log.xlsx
.
列 | 説明 |
---|---|
status | 処理の状態 |
reason | 失敗またはスキップの理由 |
input.url | 共有リンクのURL |
result.tag | エントリーの種別 (file, または folder) |
result.url | 共有リンクのURL. |
result.name | リンク先ファイル名称 |
result.expires | 有効期限 (設定されている場合) |
result.path_lower | パス (すべて小文字に変換). |
result.visibility | 共有リンクの開示範囲 |
result.email | ユーザーのメールアドレス |
result.surname | リンク所有者の名字 |
result.given_name | リンク所有者の名 |
-budget-memory low
オプションを指定した場合、レポートはJSON形式のみで生成されます
レポートが大きなものとなる場合、.xlsx
フォーマットのファイルは次のようにいくつかに分割されて出力されます; operation_log_0000.xlsx
, operation_log_0001.xlsx
, operation_log_0002.xlsx
, …